英文読解・長文読解攻略サイト

英文読解・長文読解攻略サイトでは、日本語を母語に持つ私たち日本人の英語学習という観点から、英文読解・長文読解に特化して、英文読解の仕方を紐解いていきます。

 

サイトの構成はいたってシンプルです。現時点では、
1. 日本語を母語に持つ私たち日本人にとっての英文読解・長文読解についての考察
   英文読解で手こずるパターンとは
   英文読解・長文読解とは英文法の運用
   英文読解力を上達させるには(反省も含め
   英文読解前の確認事項
   英文読解力はスピーキング力へと繋がる
2. 英文読解・長文読解に入る前に予め押さえておきたい事項
ここでは、基礎力のおさらいとして実際の英文パラグラフを使って説明しています。
   @ 語・句・節の説明
   A 文の構成要素と基本5文型
   B 接続詞(等位接続詞・従属接続詞)&副詞節
3. 実際の英文を使用しての英文読解・長文読解例文集
読解例文集では、出来得る限り、文法事項を網羅的にカバー出来るような実際の英文資料を選定しています。是非、精読してみてください。
   @ A HISTORY OF FREEDOM OF THOUGHT part 1
   A A HISTORY OF FREEDOM OF THOUGHT part 2
4. 解説編
   @ A HISTORY OF FREEDOM OF THOUGHT part1 解説
   A A HISTORY OF FREEDOM OF THOUGHT part2 解説

となっています。英文の内容は、高校卒業(英検でいえば、英検2級レベル)程度以上になっています。不定期にはなるかと思いますが、今後、実際の英文資料を追加掲載して、それを基に英文読解・長文読解を行なっていく予定です。順調にいけば、そこからは、内容的に準1級レベルのものを取り扱っていければと考えています。準1級レベルの読解力を備えておくことで、ある意味、難関国公立・私大の本試験(共通テストの後の2次試験)にも自身を持って臨むことが出来るようになることでしょう。 4.の解説編では、詳細の読解の仕方を紐解いています。精読で求められる語法・構文・英文法事項などは、難易度も上がりますが、その領域での英文に慣れることで英文の読解力は飛躍的に向上していくものと考えます。受験生の皆さんも、是非トライして頂き、受験で勝利を勝ち取って頂ければと思います。

 

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後置修飾はとても大切

いきなりですが、英語は構造上、私たちの母語である日本語とは大きく異なります。ですので、英語を学習する上では、単語・語法・構文・文法事項など全てのことが重要になってきますから「これだけが大切」などと1つの事項だけを限定することは出来ません。ですが、非常に大切なこととして、先ずもって、認識して頂きたいのが、後置修飾です。これは本当に大切ですので、心に留めておいてください。後置修飾表現の無い英文資料などは先ず無いといって良いでしょう (英文読解・長文読解例文集にも記載しています)。

 

日本語では、修飾語 (修飾する詞・言葉) は必ず被修飾語 (修飾される詞・言葉) の前に置かれます。一方、英語では、色々な形で前にある名詞・名詞句などを後ろから修飾することが可能です。言語上、それが可能になっているのです。日本語を母語に持つ私たち日本人が英語を学習するに当たり気を付けるべき点はここにあると考えます。名詞を後ろから修飾するのは、形容詞・形容詞句 (前置詞句・to 不定詞・現在分詞・過去分詞)・関係詞(関係代名詞・関係副詞)など多くのものがあり、これらは全て修飾語 (句・節)になります(関係詞の非制限用法或は継続用法には特別な解釈が必要になりますが)。修飾要素が加わる事で、文の構成は複雑になり、それが英文読解の難しさに繋がり、確固とした英文法の知識がなくては正確に読み解くことが出来なくなりますので、後置修飾表現については、英文読解で遭遇する度にお手元の英文法書にて確認するようにしてください。

英文読解・長文読解の重要性

英文読解・長文読解問題は、受験においては必須でしかも非常に配点の多い部分ですので、英文読解力を付けておくことは志望校合格への大きな一歩となるでしょう。共通テストの英語では、英文量が増えているなか限られた時間内に、問題に含まれる図・イラスト・グラフ・データ等を見比べ答えを導き出す情報処理能力と英文読解力が求められますが、英文自体の難易度は決してそれほど高いものではないように思われます。難易度は、英検で言えば、2級相当以内に留まるものと考えます。ですが、志望校の本試験ともなると、大学にもよりますが、極めて高い英語力・読解力がないと読めないものが多くあります。難関国立大学や難関私大では準1級レベル相当の力がないと読み解けないものもあります。ここでは、精読する力も必要になるでしょう。

 

共通テストの英語は starting point であると同時に一通過点であり、志望大学にもよりますが、最終的にはもっと難易度の高い英文に向き合うことになると想定して準備されることをお勧めします。また、速読と併せて、精読を行なう事も心掛けてみて下さい。時間の許す限りにおいて、難易度の異なる数多くの英文に触れておくのが望ましいです。他えば、大学別に過去問が掲載された問題集などを解いていくことでも、難易度の違いも感じ取ることが出来るでしょう。

 

先ずは、おさらい事項として、2. 序章 1・2・3 (常体表記) に進み、サンプルパラグラフを通して、改めて @ 語・句・節の説明A 文の構成要素基本5文型B 接続詞(等位接続詞・従属接続詞) & 副詞節 の理解を固めて頂き、 (基本事項はもう大丈夫という方はそのまま)、英文読解・長文読解例題集へと読み進めて頂ければと思います。かなり読み応えのある英文資料ですので、必ず読みの答え合わせ的要素も含め、解説編もご覧になってください。

 

地味ではありますが、コツコツと継続して努力を積み重ね、着実にそして確実に1歩1歩前に進むことで、必ず目標に到達することが出来ると信じています。
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