英文読解力を上達させるには

英語の模試や試験を繰り返す度に、「あれ?この前の模試の英文は読めたけど、今回の英文はなんか読めなかったなぁ」とある時は文章内容の意味が掴めたにも関わらず、今回はさっぱり分からなかった、といった経験はありませんでしょうか。私が学生の頃は常にその繰り返しで試験の度に一喜一憂していたのを覚えています。難なく読解出来た場合は、自分が興味のある内容で以前何かの文章を通してある程度知識があった場合や、たまたま自分が知っていた文法知識が含まれたいた問題ではスラスラと解けたのに、自分の苦手とする構文が文章中で使われいたり、問題内容が興味のない自然科学に関する時などは、文章の意味内容を把握することが出来なかったなどの連続でした。

 

学校以外で、日常生活では英語を使わずとも全く支障なく過ごせる日本では、スマホや latop で私たちの母語である素晴らしい日本語を通して生活に必要な情報は全て入手出来ますので、英語を上達させるのは、普段の生活をする私たちにとってはなかなか難しいものです。何かしらの確固とした目的がある場合は別ですが、日本語環境下でどう英語を習得していくかは試練が伴うものです。ですが、本格的に英文法を軸に勉強して、仕事でも英語を実戦的に英語を使うようになって気付いて来たのは、何に於いてもそうであるかも知れませんが、英語学習に於いても、以下に挙げるような上達へコツというものがあるということでした。@日本語とは構造を異にする英語には英文法・特有の語法・構文があり、網羅的に英文法体系を理解し長期記憶として保存しておくこと、A多くの英文に挑戦し、長期記憶の中にある英文法知識の引き出しを出し入れしながら、実践的 (実戦的の表記でも良いかも知れません) に運用していくこと (ワーキングメモリー内での作業)、B可能であれば、質の良い英文資料を読むこと (これは、あくまでもこちら勝手の言い方ですが、英語と言語構造を異質する日本語を母語に持つ日本人にとって、当該英文資料は網羅的に英文法事項も取り入れられているか?など)、ということでした。難しい英文資料でも精読を行ない、悩みながらも自身で考えた回答を導き出す過程を経て、その後、解答と照らし合わせてどこがどう違っていたのかをはっきりと正に、腑に落ちる、段階まで理解してはじめて、苦労が血と肉になり、自身で「なるほど!」と納得したもの、印象的に感じたものは、頭 (mind) のなか? (こころ (heart) のなか?) に確固とした長期記憶としてに残っていき、必要に応じてその知識を応用出来るということです。つまり、難しい問題でも時間を掛けて1つ1つ確実に着実につぶして行くことで、基礎力が応用力へと発展していくということです。難解で良質な英文資料に当り、新しく学ぶ1つ1つのことを積み上げていくことで英文読解力はを飛躍的に向上していくと思われます。

英文読解力を上達させるには (反省も含め)

英文読解力を上達させるには (反省も含め)

英文読解力を上達させるには (反省も含め)

英文読解力を上達させるには (反省も含め)

ですが、1つ1つのテスト結果に一喜一憂する必要は全くありません。何故なら、何がいけなかったのかを、批判的に分析する機会を得る事が出来るからです。批判的分析は、次への更なる飛躍への第1歩です。次の模試・試験に役立てて行きましう。